Audibleを3か月間無料お試ししてみて

7月から3か月間、Amazonのオーディオブック「Audible」を無料お試ししていました。今回はその感想と、お試し期間後サービスを利用し続けるのかどうかなど、今後の利用についての私の結論を共有させていただきたいと思います。

隙間時間を有効活用できて読書は格段にはかどる！

すでにご存じの方も多いかもしれませんが、「Audible」はAmazonが提供するオーディオブックサービスです。ビジネス書から文学作品まで12万以上の作品を音声朗読で楽しめるのが魅力です。今回私は3か月の無料お試しキャンペーン（現在は終了。代わりに1か月無料キャンペーンあり）を利用しました。

まずは利用してみて本当によかったです。今まで食わず嫌いというか、「本を音声で聞くのってどうなんだろう…」と思い手を出さずにいました。でも使ってみると本当に便利で、これまで積読化していた作品たちの読書がはかどり、読書量が格段に増えました。

一番大きかったのが、移動時間やカフェでの休憩時間などちょっとした時間に気軽に聞くことができるという点です。特に都内の電車では本を取り出し開くということがしにくい場合が多くあります。朝の混雑している時間帯もイヤフォンとスマホさえあれば簡単に聞くことができるのが大きかったです。これまで音楽を聞いていた移動時間がさらに有効活用できるようになりました。

結果、3か月で聞くことができた作品は13冊（+読みかけ1冊）です。内訳としては小説が11冊、実用書が2冊という感じです。

これは個人差もあるかもしれませんが、私は小説は音声でもしっかり頭に入ってくるのですが、実用書はうまく理解できず（特に専門的な用語が多い場合など）、どうしても文字で読みたい気持ちになってしまいます。なので、こういう極端な内訳になったのかなと思います。

アプリも使いやすく、おすすめの作品なども表示されるので、読みたい本を探すのには困りません。また、朗読者も人気の俳優さんや女優さん、声優さんが行っていたり、著者本人が朗読しているものもあったりするので、そういった点も楽しめます。

3か月たっぷり利用してみて、個人的にはすごく好きなサービスでした。

今後「Audible」を続けるのか？私の結論

無料期間が終了して今後どうするかという点ですが、結論から言うと、私は一旦解約しました。そこまで気に入っていたのにどうして？と思うかもしれませんが、理由はいくつかあります。

まず、当たり前のことですが発売されている作品がすべて「Audible」で楽しめるわけではありません。作家さんによっては、まったくない場合もあります。また、新作はオーディオブック化するのに時間がかかるため、発売後すぐに聞くことができません。私は新作を楽しみにしている作家さんが何人かいて、調べてみたところろ、本とオーディオブックのリリースには3か月から半年くらいのラグがあるようです。

そうなると現状、私の場合はKindleや紙の本と併用することになり、ずっと続けるのではなく、読みたい本がたまってきたタイミングで再契約をし、一気にそれを消化してまた解約するといったことを繰り返すのがベストかなと思いました。

この再契約と解約を繰り返すという方法を面倒…と感じる人も多いかもしれません。でも、ずっと契約しっぱなしにするには月額料金が1500円とややお高めだなと感じました。この料金面が一度解約した大きな理由のひとつでもあります。ここ3か月使ったようなペースで使い続けられれば、お得なサービスだと思うのですが、読みたい新刊を集中して読む月や好きなアーティストさんのアルバムが発売されてずっと音楽を聞いている月もあると思います。そう考えると、今月は集中して「Audible」を使えそうだぞ！というときに再契約して利用するのがいいかなと思いました。

ちなみに解約してもアプリの利用は可能です。これまでに聞いた本を確認したり、作品を検索したり、ライブラリにお気に入りを登録したりといったことは変わらずできるので、今はたまに新刊をチェックして、気になるものをストックしています。

今回は私が3か月体験した「Audible」の感想を共有させていただきました。もしオーディオブック気になっているけどまだ試したことがないという人は、お試しだけでもぜひ利用してみてください。それで合わなければ解約すればいいだけの話です。私のようにサービスを気に入っても一度解約して、自分のペースで再契約していくというのも手だと思いますので、ぜひ自分に合った使い方を探してみてください。

オーディオブックをまだ試したことがないという方はぜひ一度体験してみてください。