アイロンよりも手軽に、ハンガーにかけたままでもシワケアができると人気の衣類スチーマー。最近はアイロンを持っていなくて、衣類スチーマーだけという人も多いはず。
これまでプライベートでも仕事でも、いろいろな衣類スチーマーを使ってきた私が、今のところ自分にとってベストだと思うアイテムをご紹介します。
パワフルスチームのメイン機+プレスできるサブ機が私的ベスト
最初にどんな洋服が多いかによって最適な衣類スチーマーは変わってくると思います。
私はフリーランスなこともあり、アイロンがけ必須なシャツのような服はほとんど持っていません。仕事着でもテロっとしたブラウスやニットなどが多いので、衣類スチーマーでは畳みジワなどが気になるTシャツやワンピースなどに軽くかけるような使い方がほとんどです。
そんな私がたどり着いたのが、普段用のメイン機と特別な時だけ登場するサブ機の2台持ち。
●メイン機 ⇒ アクセススチームDT8111J0/ティファール
とにかくスチームがパワフル! しかもそのパワフルスチームを連続噴射できるので、ワンピースなどかける面積が大きいときも手早く短時間でかけられるのが◎。
いくつも衣類スチーマーを使ってみましたが、パワフルさという点においては、やはりこちらが1番かなと思います。
最初に商品を触ったときは少し重さが気になったため、その時はもっとコンパクトで軽いアイテムを購入しました。
しばらく使ってみましたが、結局スチームが物足りなくなり、かける時間が長くなると軽くても疲れるということが分かったので、買い直すことにしました。
デザインもサイズ感も、お世辞にもかわいいとは言えないアイテムですが、Amazonで見つけたブラックがかっこよかったのでこれに決めました。
ちなみに、このアクセススチームシリーズにはいくつか種類があり、もっとコンパクトなものや軽量なものもありますが、スチーム力が違ってきますので私は断然、スタンダードタイプをおすすめします。
●サブ機 ⇒ ハンディアイロン&スチーマー ホワイト AT-SA11/タグレーベル バイ アマダナ
私の使い方ならメイン機のみで十分と思っていたのですが、やはり1台ではカバーできない部分がありサブ機を購入しています。
カバーできなかった部分というのが、プレスしたい時。具体的にはフォーマルなパンツのセンタープレスをピシッと仕上げたい、冠婚葬祭用のハンカチをしっかり伸ばしたい…というようなときです。
ほんとうにたまにしかやってこないシーンなのですが、やはりプレスできないと不便という機会が年に3~4回くらいはやってきます。
そんな時のために持っているのがこちらのサブ機。アイロンとしてもスチーマーとしても使える2in1タイプで、軽くコンパクトで収納しやすい点が気に入って購入しました。
普段使いではないため基本はクローゼットで待機していますが、いざという時に活躍します。またメイン機は大きく重いので、出張のお供に持って行くならこちらが便利かなと思います。
2in1タイプを普段使いに選ばなかった理由
このような使い方をするなら最初から2in1タイプをメイン機にすればいいのに…と言われてしまいそうですが、実は一時期、その当時に人気だった2in1タイプのものを使っていたことがあります。
その商品の方がコンパクトで軽く、使いまわしはしやすかったです。ただ、やっぱりスチーム力が物足りなかったこと、またコンパクトなためにタンクの容量が少なく割とこまめに給水しなければいけなったのが気になる点としてありました。
もちろんスチーム力よりも使いやすさを重視する人もいると思いますので、ただただ私に合わなかったというだけです。実際、購入した当時はその2in1タイプの商品が衣類スチーマーの中で最も売れていたアイテムだったと思います。
要は自分を優先するか。今、大手の家電量販店に並んでいる商品から選んで失敗するということはそうそうありません。
ただ細かい点がちょっと使いにくいとか、もっとこうだったらなという点が使ううちに出てきます。ひとつひとつは小さなことですが、毎日のこと、毎回のこととなると結構ストレスになります。壊れるということはめったにないので買い替えを悩むかもしれませんが、思い切って買い換えてみると思った以上に快適になったり、今まで億劫だった衣類のケアが楽しくできたりします。
できるだけミスマッチをなくして、自分にフィットするアイテムに出合えるように、購入前には「どんな風に(どんな衣類に)使いたいのか」「何を一番重視するのか(スチーム力、コンパクトさ…など)」を考えてみてください。お店に行くと人気商品に目が行きがちですが、それを一度考えておくといい商品選びができると思います。
今回は、私が使っている衣類スチーマーとそれを選んだ理由についてご紹介しました。
もし購入を考えている方がいれば、少しでも参考になるとうれしいです。