3か月お試し中。「Audble」を1か月使ってみて

7月の頭からお試しで使い始めた、Amazonのオーディオブック「Audble」。無料のお試し期間は3か月ですが、まずは最初の1か月めが終了したのでここまでの感想をまとめてみました。

お試し1か月で聞いた本たち

まずはこの1か月で聞いた本をご紹介します。ジャンルとしては小説が7冊、実用書が1冊の計8冊です。
※ネタバレを防ぐため本のあらすじなど具体的な内容には触れていません。

私は普段から小説をよく読むタイプなので、紙やKindleで本を読む場合も配分はだいたいこんな感じになります。実用書に関しては気になったものがあるときだけ読むという感じなので、普段はもっと少ない時もあります。

【小説】

・鴨川食堂 もてなし/柏井壽
・鴨川食堂 しあわせ/柏井壽
・鴨川食堂 ひっこし/柏井壽

最初は普段から読み慣れている作品が入りやすいかと思ったので、これまでKindleで読んでいた「鴨川食堂」シリーズの作品を選びました。ずっと読み続けていた作品なので、登場人物をすでに把握していること、1話完結の短編で構成されていることということもあり、違和感なく聞けて、しっかり内容も楽しめました。すでに最新刊もKindleではリリースされているのですが、Audbleでのリリースは11月予定になるとのことでした。やはり最新刊をリアルタイムで聞くのは難しいようです。

・サファイヤ/湊かなえ
・贖罪/湊かなえ
・山女日記/湊かなえ

湊かなえさんの作品も普段からよく読んでいたので選びました。読みたいなと思っていたものをいくつか適当に選んでみたのですが、こちらも「鴨川食堂」同様に1話完結の短編で構成されているので、ちょっとした隙間時間でも聞きやすいのが◎でした。朗読しているのが、小池栄子さんや永作博美さんなど俳優さんなのも興味深く、その違いを楽しむのもおもしろかったです。内容的にもハズレなしで楽しめました。まだまだ読んでいない作品があるので、引き続きほかの作品も聞いていきたいと思います。

・誰かが私を殺した/東野圭吾

この作品を選んだのは、新作だったからということと、ほかの作品と違い登場人物によって朗読者が違うという点がおもしろそうだったからです。しかもその朗読者は、寺島しのぶさん、高橋克典さん、松坂桃李さんなど人気の俳優さんばかり。すごく豪華でその朗読を聞いているだけでも楽しめました。内容は東野圭吾さんの「加賀恭一郎」シリーズの続編となっていて、シリーズファンはもちろんですが、初めての人でも十分楽しめる内容です。個人的は寺島さんの朗読がすごく好みで、ほかの作品もぜひ朗読していただきたいと思いました。

【実用書】

・人は話し方が9割/永松茂久

発売当時すごく話題になった本だと思うのですが、読むタイミングを逃してここまできてしまっていました。せっかくなのでこの機会に聞いてみることにしました。内容的にはとてもわかりやすかったのですが、個人的に小説よりも実用書の方が頭に残りにくい感じがしました。これはもしかしたら普段から私があまり実用書を読まないというのが関係しているかもしれませんが。

個人的な感想ですが、「Audble」で聞くなら小説、しかも1話完結の構成になってるものがぴったりだなと思います。それだと隙間時間に1話ずつキリのいいところまで聞けてちょうどいい感じがしました。

使ってみてわかった「Audble」のいい点

このような作品を聞いてみて、まずは試しに使ってみてよかったと思います。その理由はいろいろありますが、特に個人的にいいと思った点を以下に挙げてみました。

●ちょっとした隙間時間に聞くことができて、明らかに読書量が増えた
電車での移動時間、外でひとりランチをする時、アポとアポの間にカフェで休憩する時など、ちょっとした時間に手軽に聞くことができるので、思った以上に多くの作品を聞くことができました。kindleで読書するのだと月に1~2冊が限界だったのですが、今月は8作品も聞くことができました。明らかに量が増えたのには自分でもびっくりしています。

●たくさんの作品から好きなものを選ぶことができる
12万という豊富な作品から選べるので、絶対に聞いてみたいと思う作品が見つかると思います。好みのジャンルや好きな作家さんの作品が見つかるのはもちろんなのですが、普段はあまり聞かないようなジャンルや作家さんの作品も「せっかくだから聞いてみよう!」という気分になるので、新しい出合いがあるのもすごくいいです。私もまだまだ聞いてみたい作品をライブラリに保存してあるので、残りのお試し期間でまだまだ聞いていきたいと思います。

●持ち歩く荷物が増えない
kindleでの読書がなかなかはかどらない理由として、本体を持ち歩かないといけないという点があります。いざ時間ができても「持ってくるのをわすれた…」なんてことも多々あります(スマホでもアプリで読めるのですが、どうしても小さい画面で読む気になれず…)。とにかく荷物が増えず、いつもカバンに入れているイヤフォンとスマホでサッと聞けるのは私的にすごくよかった点でした。

使ってみてわかった「Audble」の気になる点

逆に使ってみて分かった気になる点もいくつかありますので、こちらもまとめてみました。これから利用してみたと思っている方はぜひ参考になるとうれしいです。

●最新の作品がリリースされるのに時間がかかる
最新の作品はリリースまで少し時間がかかる印象です。例えば本とkindleで7月に発売された作品を調べてみたところ、11月リリース予定となっていました。作品によってどれくらいの期間差があるか分かりませんが、最新作をいち早く読みたい派の方は要注意です。

●作家によっては作品がない
これだけたくさんの作品があるので読みたい作品を探すのには困りませんが、作家さんによっては全くオーディオブック化されていない方もいます。例えば東野圭吾さんも私が聞いた「誰かが私を殺した」が初のオーディオブックでこれまでの作品は一切リリースされていませんでした。なので、好きな作家さんの作品があるかどうかも事前にチェックしておくと、いざ使ってみてガッカリする…ということにならないと思います。

●作品によっては分かりにくい場合がある
朗読というスタイルである以上、どうしてもわかりにくくなる…ということがあります。例えば、1人の方が全部朗読している作品の場合(作品によっては登場人物ごとに朗読者が変わるものもあります)、登場人物が多いと誰の発言なのか分かりにくくなるということが起こります。前後の関係で分からないということはないのですが、ずっと会話で話が進む時などは特に???となる時がありました。これは慣れだったり、読み手が変わると大丈夫などということもあると思いますので、今後ほかの作品などを聞きながらいろいろ試してみたいと思います。

気になる点についても言及しましたが、総じてAudbleを使ってみて本当によかったと思います。今までなんとなく使わないでいたことを少し後悔したくらいです。もっと早く使ってみればよかった! あと2か月のお試し期間が残っているので、引き続きたくさんの作品を聞いていこうと思います。

また試したことがないという方は、ぜひ無料で試すところから始めてみてください。使ってみるとオーディオブックのイメージが変わると思います。Audbleについては、こちらからチェックを⇓

Audible

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