たまには作業なしのカフェタイム。純喫茶で読書

普段、カフェに出かけるときは作業目的がほとんど。でもたまにちょっと息抜きに読書目的で行くときもあります。そんな時はちょっとレトロな雰囲気の純喫茶を選んで、作業一切なしで読書を楽しみます。今日は久しぶりにお気に入りのお店に出かけてきました。

フードやスイーツも充実した、新宿の「珈琲西武」へ

今回出かけたのは新宿にある「珈琲西武」。1964年創業の純喫茶で、幅広い世代に人気の喫茶店なのでカフェ好きの方ならご存じの方も多いかもしれません。2023年に創業当時から営業していた本店が移転となり、歌舞伎町に新たにオープンしました。また2019年には2号店として西新宿店もオープンしています。

以前は移転前の本店によく行っていましたが、移転後は西新宿店に行くことが多く、実は移転後の本店に行くのは今回が初めてでした。もちろん移転したてなので、お店は新しいはずなのですが、一歩店内に足を踏み入れると、レトロで落ち着いた雰囲気は旧本店の時のまま。座り心地のよいソファーはあまり作業向きではありませんが、読書の楽しむのにはぴったり。もちろん、Wi-Fiやコンセントも利用できるので作業をすることも可能です。ただ、店内では作業をしている人はあまりおらず、一人時間を楽しんだり、おしゃべりをしている人がほとんどでした。

メニューはコーヒーをはじめとしたドリンクはもちろん、オムライスやナポリタン、ホットサンドなどのフードメニュー、パフェなどのスイーツまで幅広く揃っています。フードはどれも結構ボリュームがある印象ですので、しっかり食べたいときにおすすめです。

まずは名物のオムライスでランチ

今回は14時過ぎに遅いランチを兼ねて伺いました。まずは名物のオムライスで腹ごしらえです。

西武のオムライスは、よくあるご飯が卵に包まれているスタイルではありません。お皿の中央にケチャップライスが盛られ、そこにオムレツが乗り、その周りにデミグラスソースがかかっています。オムレツはスプーンでつつくだけでプルプルと揺れ食べる前からその柔らかさがわかります。ふんわりと焼かれた卵の中にチーズが入っていて、出来立てで運ばれてくるので、最初はビヨーンと伸びるチーズも楽しめます。食べてみると見た目よりもボリュームがあり、お腹いっぱいになりました。

ほかにもナポリタンやカレー、ホットサンドなども人気ですが、私は来るとついついこのオムライスを注文してしまいます。また、パフェも食べてみたいなと思うのですが、こちらもなかなかのサイズ感で、一人で食べきる自信がなくいつもあきらめてしまいます。誰か誘っていつか絶対に挑戦したいです。

食後はのんびりKindleで読書

オムライスをいただいたら、読書タイム。今回はKindleを持参して読みかけの作品の続きを読むことに。今は『鴨川食堂』を読んでいます。こちらは京都にある一風変わった食堂兼探偵事務所のお話。鴨川父娘が依頼人の思い出の「食」探しをするというストーリーです。内容は依頼人ごとに短編になっていて、毎回きちんと完結する形式になっています。毎回思い出の「食」とそれにまつわるストーリーがあり、ホロリとさせられます。ちょうど7月に10巻目の発売が予定されていて、私が読んでいる『鴨川食堂 もてなし』は6巻目です。

短編なのですが、どのお話も思い出の「食」にまつわるストーリーが深く、さらに出てくる料理の見た目や味に関する描写が素晴らしいので、読み始めると次の話、次の話…とついつい止まらなくなってしまいます。私は見たことがないのですが、確か以前に映像化もされていると思いますので、気になったらぜひ一度チェックしてみてください。

ランチと読書でだいたい1時間半ほど滞在して、この日は西武をあとにしました。特に平日にランチタイムを外していけば、比較的混雑を避けてゆっくり過ごすことができるので、このくらいの時間が狙い目です。

今回は、作業なし、のんびり読書しながら過ごす純喫茶でのカフェタイムの私流の過ごし方をご紹介しました。ほか新橋や神保町などにもお気に入りの純喫茶がありますので、また機会がありましたらご紹介しますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA